DXについて

DXとは…?

DXを進めようとしたときに、以下のような悩み(壁)に直面することが
よくあります。

DXが求められている理由

●企業の競争力維持・強化のため

DXが求められている理由の一つとして、市場における企業の競争力の維持や強化が挙げられます。 早急にDX化に成功した企業によって、これまで市場をけん引してきた企業がシェアを奪われるケースも出てきました。 大企業も既存のビジネスモデルに固執することなく、市場の変化に対応するためにはDX化の推進をはかる必要があります。 DXによって、競争力が維持されるだけに留まらず強化されていきます。 詳細については、「DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?定義や事例を紹介」で紹介していますので、 そちらをご確認ください。

●老朽化したシステムからの脱却のため

老朽化したシステムをそのままにすると、多くのコストがかかり新たなデジタル技術への投資が難しくなります。 老朽化しているだけでなくブラックボックス化したシステムはむしろDXの邪魔になるので、 システムの塩漬けや削除、追加などで新しいシステムを構築する必要があるでしょう。 無駄なコストの削減と効率化をはかるために、またさらなる進化のためにもDX化が求められるのです。 DX化を実現することによって今現在ではなく、未来への投資が可能となります。

●海外企業と比較してDXが遅れているため

日本の企業は、海外の企業と比較するとDXの成功率が低いという現状があります。 原因は一つではありませんが、特にDXを推進できるようなデジタル人材の不足や 経営者の高齢化などが挙げられます。 コロナ禍などをきっかけに、DXに取り組む企業は増加傾向にありますが 海外の企業と比較すると少ないです。 これ以上遅れを取らないためにも、DXコンサル会社に依頼する企業が増えているようです。 ただし自社で改革を行う気概がないと、サポートを受けてもDXが成功する可能性は低くなるでしょう。

●新型コロナウイルスによる影響のため

新型コロナウイルスによって、世界中で多くの命が奪われ今までの日常とは異なる今があります。 日本の大手企業の純利益は78%減となっているといわれています。 現状を好転させるためには、攻めのIT投資が必要です。 多くの企業が非対面や非接触のコミュニケーション・営業を求められている中で、 DX化によって新しい仕組みを構築した企業は成功を収めています。

DXの進め方

①目標設定
②デジタル化の調査
③チームの確保
④投資の検討
⑤データの収集、分析
⑥セキュリティの確保
⑦外部コンサルタントの支援

①目標設定

【目的設定】
設備の稼働率を取りたいが、手書きの日報ではわからないことが多い
   …単位時間当たりの生産数量が把握しにくい
   …非稼働時間が何をしていたのかわからない
                        etc
  →日報の記載事項を多くする(と、結局書かなくなる)

   動いているものであれば、何らかのデータが取れるのでは?
   データを蓄積すれば、何かがわかるのでは?
   データを解析すれば、稼働率は簡単に出るのでは?
何をどのようにするか明確に明文化する

②デジタル化の調査
③チームの確保

【デジタル化の調査、チーム確保】
設備稼働状況の把握、解析をしたいことは明確である

  ……しかし!!ITに強い人材がいない!!!!


  ITベンダーが使っているシステムはどんな構造?
  クラウドって何?
  データを取得するセンサーはどんなものが良い?
ITの調査は最低限必要、チーム(個人)に任せてみよう

④投資の検討

【投資の検討】
ITベンダーに依頼すると数百万円~数千万円。。。。
DXコンサルに頼むと数千万円~数億円。。。
  ………そんな金があるわけない!!!!

そもそも設備の見える化って、何がどのように見えるかわからない

  ちょっと試したいだけなのに?
  専門家に相談したら「要件定義」で2カ月も!!!
  とりあえず試してみよう!!!
最初から過大投資にならないように

⑤データの収集分析

【データの収集・分析】
簡単で安価なセンサーとマイコンで「こんなデータ見れるかな?」から始める
リアルタイム監視やデータの蓄積・解析も可能です
少額で達成!! 異常検知もできる

⑥セキュリティの確保

クラウドを利用する場合、それぞれの条件を精査する

自社にあった『情報の機密』を担保する



⑦外部コンサルタントの支援

【外部コンサルタントと協業する】
自社のやりたいこと、予算にあった協業先をみつける
自社内だけで進めることは困難な場合も多い

そんな場合・・・・


田口鉄工所では、製造現場での豊富な実績から『身の丈IoT』支援をします